お知らせ
のぞみの園支援者養成現任研修(伝達研修)を行いました。
2024.12.17
令和6年12月2日(月)に「のぞみの園支援者養成研修伝達研修(Web研修)」を開催しました。
今回の伝達研修の講師(職員)は、9月に5日間、群馬県高崎市にある国立重度知的障害者総合施設のぞみの園において実施している「支援者養成現任研修(高齢知的障害者支援コース)」の研修を受講しました。
そこで学んだ障がい者の支援方法等を、法人全体で情報共有し、現場における支援に役立てるという目的のもと、伝達研修を行いました。
また、講師においては、伝達を行うことで、内容の理解をさらに深め、相手に伝えるコミュニケーション能力を養うことも目指しました。
※研修後アンケート 一部抜粋
・知的障がい者は、一般の高齢者と比べ身体機能の低下が早い場合があり、介護の対応だけではなく、強度行動障がいなどの利用者の特性に応じた支援を行う必要があることがわかった。
・ターミナルケアのあり方について、人生会議を定期的に開催し、日々の支援の中で、利用者の状態や様子を把握しながら、その人が何を望み、どんな人生を送りたいのか振り返る時間を設けているとのことだった。思いを汲み取るには、関わりを多く持ち、その方を知ることが大切であると思った。
・のぞみの園では、日常生活においての工夫や配慮がされており、障がいの特性に合わせて支援をしているのだと感じた。
・(勤務施設は)構造化という支援方法が実施されているが、足りない部分があると感じていた。研修の内容をいかして、利用者が過ごしやすく、職員が統一した支援ができるように取り組んでいきたい。利用者が満足できるレクリエーション活動や種類を増やしていきたい。
・本人主体の支援を展開している印象を強く受けた。配慮事項に関して、「光や湿度の配慮」という点は初めての視点だったので、とても参考になった。
今回の研修で学んだことを、現場の福祉サービスに還元し、支援技術の向上に役立てていきたいと思います。