調理職員研修を行いました。

2024.12.17

　令和６年１１月２８日（木）、山形調理師専門学校をお借りして調理職員研修を開催しました。

　当法人の調理師が講師となり、管理栄養士・栄養士及び調理師を対象に、効率的に調理を行うための技法を学びました。

　管理栄養士が作成した3日分の献立をもとに、実際に１日分の朝食メニュー（鯖の塩焼き、切り干し大根煮、青菜と昆布のおひたし）の３品を調理。

　調理後は試食も行いました。

　今回は、完調品やカット野菜を利用し、可能なものはスチコン（※）で同時調理を行うことで、短時間で効率的に調理できるようにしました。

 

　（※）スチームコンベクションオーブンの略（熱風と蒸気で調理するオーブン）

 

※研修後アンケート　一部抜粋

・スチコンの仕組みを理解して使用すると、効率が良いことを実感した。

・業務改善に向けて様々な方法を検討する中で、今回の研修は勉強になることが多かった。スチコンをいかしきれていない現状なので、教えてもらったことを施設に持ち帰り、自分の施設に合う方法で実践していきたい。

・食中毒菌の死滅温度と時間はとても参考になった。

・温度と湿度の関係性が重要であり、それをいかした調理を行うことで、時間短縮になることがわかった。

・前日に盛り付けを行うと、朝食時に余裕ができ、ミスなく安全に提供できると思った。

・油揚げの代わりに天かすを使用するアイディアが素晴らしいと思った。

・人員不足や働き方改革等、調理現場を取り巻く環境も大きく変わっていることを日々痛感する中で、多重調理で効率的に調理できれば、短時間で作業できることがわかった。

　今回の研修は、計画調理といった視点から、効率的に調理するための方法を講義と実習を通して学びました。

　今後も、今回学んだことを生かしながら、日々の業務を行っていただければと思います。

　研修を開催するにあたりご協力いただきました皆様に感謝申しあげます。

　ありがとうございました。