お知らせ
令和5年度第1回監督者研修(Web研修)を開催しました。
2023.08.03
令和5年7月25日(火)に監督者を対象に開催しました。今回は、ハイブリット式の研修を行い、受講者約43名中6名の職員が集合研修で実施しました。
今回の研修では、3人の講師による3つのテーマで行いました。
まず、はじめに、当法人理事長である 加藤亮 より新たな事業団としてスタートするため、「Make a fresh start!」というテーマで研修を行いました。
次に、内部講師である養護老人ホーム明鏡荘 副荘長 渡邉英史 による「事業団におけるリーダー、サブリーダーとしての心構え」をテーマに行いました。
最後は、仙台青葉学院短期大学 ビジネスキャリア学科 講師 佐藤和美先生による「リーダーコミュニケーション研修」を行いました。
※研修を受けて 一部抜粋
テーマ「Make a fresh start!」
・山形県社会福祉事業団についての歴史・沿革について再確認することができました。事業団が立ち上がった頃と、現在とではだいぶ状況が変化しており、今後の事業団についても、その時代・その地域の状況に合わせた運営が必要であることを学びました。(特別養護老人ホーム/棟リーダー)
・援助主査、サービス管理責任者という立場になってから、事業所の経営について考える機会が増えた。特に昨年度からは事業所ごとの利用率や収支が公表されるため意識することも多かったが、大切であるとは思いつつもなかなか数字を現場に落とし込むことができなかったように思う。しかし今回理事長から「福祉サービスはずっと続かなければいかない事業であり、それができないとボランティアと同じ」といった旨の話があり、利用者様にこの先も安心して過ごしていただくためにも事業団として利益をあげながら事業を続けていかなければいけないと感じた。(障がい者通所施設/サービス管理責任者)
テーマ「事業団におけるリーダー、サブリーダーとしての心構え」
・具体的な行動の仕方を一つ一つ教えていただき非常にわかりやすかった。職員も人間であり、苦手な人がいようとも選り分けず均等に接することが必要。それが職員全体のレベルアップにつながる。職員の成長を促すうえで働きやすい環境づくりが大切。例として、気軽に挑戦or提案できる上司となること。間違えてはいけないと過度なプレッシャーを与えていないか、自分をチェックする。(特別養護老人ホーム/管理栄養士)
・リーダーの心構えとして、仕事の目的を理解してもらうために「背景や目的について、十分に説明する」とあったが、「リーダーから言われたからやっている」のではダメで、下にいるものが今やっている仕事がどういうものなのか、どういう意味、役割があるのかしっかりと自分自身で説明できるくらいに、こちらから十分に説明し理解してもらった上で仕事をしてもらうことが重要だとわかった。そうすることができれば、個々の仕事の質も良くなっていくのではないかと感じた。(障がい者入所施設/事務長)
テーマ「リーダーコミュニケーション研修」
・今まで振り返った時に何となく関連していると感じていたものが、意図という考え方を講義いただいたことで、関連性が明瞭になった。事業団の理念は言葉にすると分かりにくい内容だが、自分たちの普段の業務の中にきちんと根付いていることが分かった。(法人本部/主査)
・自分の立てた予定が壮大な意図に変化したことが面白かった。管理面から安全策を選びがちだが、意図が変わるだけで未来も変わり、そこから選択肢やアイデアも次々出てくる事を知った。チームでも意見を出し合いながら、マイナスではなくプラス思考で物事を考え、よりよい支援につなげていきたいと思った。(障がい者共同生活事業所/サービス管理責任者)
結びに、この場をお借りして、研修をお引き受けいただきました 仙台青葉学院短期大学 講師 佐藤和美 先生 にあらためて御礼申しあげます。