お知らせ
令和5年度業務職員・嘱託職員及びスタッフ職員研修(Web研修)を開催しました。
2024.03.19
令和6年2月26日(月)に、各施設で従事する業務職員、嘱託職員及びスタッフ職員の職員を対象に、研修(Web研修)を開催しました。
当法人の職員であるワークショップ明星園長を講師として虐待防止及び権利擁護について講義を行っていただきました。
講義では、介護・福祉労働者としての法に基づく行動基準の理解と確認、虐待防止に関しては虐待事例を交えながら虐待リスクの少ない職場についての講義を行いました。
※研修後アンケート 一部抜粋
・「この位は、ここまでは」という言動が段々とエスカレートしていき、それがスタンダードになると誰も止められなくなり、虐待へつながってしまう。第三者が見てどう思うか、普段から立ち止まって考えることが大切である。(特別養護老人ホーム職員)
・「自由に」と言う言葉には「無責任」と言う意味が含まれ、その先にはネグレクトに発展する恐れがあることがわかった。また、言葉の選び方も大切だと痛感した。(救護施設職員)
・私は,この仕事に携わる様になって半年です。虐待と聞くと恐ろしいことが脳内に浮かびました。でも、この研修を受けて虐待は身近に存在するものだとわかりました。自分自身が行なってしまっている場合もあるのかなと。気付いていないだけだったり、うすうすわかっていても他に方法がなくそのままグレーなケアをしてしまっていたのかもしれないと。不適切なケアは、身近にある話だと分かりました。(障害者支援施設職員)
・虐待防止の取り組みはいくらやってもやりすぎることはない。以前も職場内の研修で虐待防止や権利擁護の研修を受けたことがあったが、日々、利用者さんと接する中であらためて気付くこと忘れていた事を思い出すことができた。(共同生活事業所職員)
当事業団では、今回の研修で学んだことを、日々の支援に活かし、利用者により充実した生活を送っていただけるよう努めていく所存です。